東急ハーヴェストクラブ那須
栃木県大田原市にある圃場で、「ブラーゼン米」の生産が進められています。「ブラーゼン米」とは、自転車プロロードレースチーム「那須ブラーゼン」を運営するNASPO株式会社・JAなすの・株式会社JAなすのアグリサポートの3社が連携して生産しているブランド米です。
地域への貢献や、農畜産物に関するPR活動の一環として始まったこの取り組みは3年目を迎え、東急ハーヴェストクラブ那須では、ホテルから出る生ごみや調理場から出る食品の残りなどで生成した堆肥をブラーゼン米の圃場へ提供し、今年3月に散布いたしました。
5月16日(火)に田植えが行われた「ブラーゼン米」も、すくすくと育ち、9月15日(金)、遂に稲刈りを実施。この日、朝の那須は雨が降っていて作業できるか心配されましたが、圃場の天気は薄曇りの天候で最高気温は29.5℃。作業しているとまだまだ汗ばむ気候で、熱中症に注意をしながら作業が開始されました。
東急ハーヴェストクラブ那須からは、高橋総支配人と能戸総料理長、そして会員様2名がご夫婦で参加。JAなすの、の職員さんからは、「今年の米の生育は順調で良いものができた」とのお言葉をいただきました。
そして、作業開始前に鎌の使い方、稲の刈り方を説明いただき、早速稲刈り作業の開始です。稲刈りに使用する鎌は、「ノコギリ鎌」といって、特殊な刃をしているため、誤って手を切ってしまうと治りが遅いので、特に注意が必要です。
切れ味抜群なノコギリ鎌を使用し、総支配人、総料理長も汗だくになりながら手際よく稲刈りを行っていました。実際に体験してみると、機械化される前は相当な重労働だったのだろうと想像ができます。
続いて、コンバインを使用しての稲刈りも体験。コンバインに乗車し、操作方法の説明を受けました。
昔のコンバインは操作が難しかったようですが、最新の機械は簡単に操作でき、参加者もレクチャーを受けて、すぐに稲刈りができてしまいます。
高橋総支配人は、農家の方と間違えてしまうほどの貫禄がありました。
能戸総料理長も自ら稲刈りを体験、操作中は真剣です
収穫されたお米は、コンバインから排出作業を経てトラックに積み込まれます。その後、ライスセンターに運ばれて、乾燥し精米。精米されたお米は、ご参加いただいたお客様にお届けする予定となっております。東急ハーヴェストクラブ那須にあるブッフェスタイルのレストラン「みのり」でも「ブラーゼン米」を提供予定ですので、ぜひお楽しみに。
参加された方々からは、「お米ができる過程を実体験できて、とても楽しく、良い経験ができた」との感想をいただきました。
東急ハーヴェストクラブ那須では、これからも地域の皆様と連携しながら、食の循環や地産地消の推進に取り組んでまいりたいと思います。
東急リゾーツ&ステイの「もりぐらし」は、森の恵みを生かした多彩なライフスタイルを提案し、お客さまや地域の方々と一体となって、持続可能な環境づくりをめざす取り組みです。お客さま、地域、自然、そして社会に寄り添いながら、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献します。