もりぐらしアクション

【東急ハーヴェストクラブ那須】ホテルの生ごみを堆肥化して散布した圃場へ、那須ブラーゼン選手と「ブラーゼン米」の田植えを実施

東急ハーヴェストクラブ那須

2023年5月16日(火)、栃木県大田原市にある圃場で「ブラーゼン米」の田植えが行われました。参加したのは、地域密着型の自転車プロロードレースチーム「那須ブラーゼン」の新開隆人選手と篠原輝利選手をはじめ、JAなすの、株式会社JAなすのアグリサポートのみなさん、東急ハーヴェストクラブ那須のスタッフなど計16名です。新開選手と篠原選手は、3月に行われたブラーゼン米圃場への堆肥散布に続いての参加となりました。

田植えに参加したみなさん

「ブラーゼン米」とは、自転車プロロードレースチーム「那須ブラーゼン」を運営するNASPO株式会社・JAなすの・株式会社JAなすのアグリサポートの3社が連携して生産しているブランド米です。地域への貢献や、農畜産物に関する㏚活動の一環としてブラーゼン米の生産が始まりました。この取り組みは今年で3年目です。

東急ハーヴェストクラブ那須は、ホテルから出る生ごみや調理場から出る食品の残りなどで生成した堆肥をブラーゼン米の圃場へ提供。3月には、那須ブラーゼンの選手たちとともに堆肥を散布しました。今回はその圃場で田植えを行いました。

8:30頃より、育苗ハウスからブラーゼン米の苗を運び出し始めました。この苗は4月24日(月)に那須ブラーゼンの選手らによって種まきが行われ、このハウスで育てられたものです。

すくすくと育ったブラーゼン米の苗

晴天に恵まれた当日は、5月としては少し暑いくらいの気温。みなさん汗を光らせながら苗を運び出しました。

苗も汗もキラキラ輝く天候の中での作業
 

その後、ブラーゼン米の圃場まで苗を運びました。田んぼはていねいに代掻き(しろかき)されており、水位は植え付けやすい状態でスタンバイ。かわいらしい草花もブラーゼン米の苗をお出迎えです。

ブラーゼン米の圃場

苗箱から苗を慎重に取り出して田植機へセット。9:30頃から田植えが始まりました。晴天の下、新緑がみずみずしい景色の中で、新開選手や篠原選手らが田植機でブラーゼン米の苗を植え付けていきます。

田植機を操縦する新開選手

10:00過ぎからは、東急ハーヴェストクラブ那須総支配人の高橋が、急きょ田植え作業を体験することになりました。当初の予定になかったため、なんとスーツ姿のままで行うことに。JAなすの関係者の皆様も「長いこと田植えをしているけど、スーツで田植えは初めて見る」との声が聞かれました。新開選手から田植機の操作を教えていただいて、いざ田植え開始!高橋にとって人生初の田植えとなりました。

新開選手から操作のレクチャーを受ける高橋総支配人
美しく豊かな自然を感じながら植えていきます、遠くには那須塩原の山々が

約46アールの圃場に苗が植え付けられ、田植えが終わった後には、茶色だった田んぼがうっすらと淡い緑色に染まりました。おだやかな風にさらさらと揺れるブラーゼン米の苗。これからしっかりと根を張って成長していく姿が楽しみです。

等間隔に規則正しく植えられていく様子が清々しい

ブラーゼン米の昨年の収穫量は約2,130kgでした。今年も同等の収穫量を目標としています。収穫は9月中旬の見込みです。

収穫したブラーゼン米の販売予定数量は2kg入りで約1,200袋。イベント販売のほか、地元のJAやスーパーでも販売される予定です。

東急ハーヴェストクラブ那須では、売店での販売に加え、レストラン「みのり」でブラーゼン米を提供する予定です。たくさんのお客さまにブラーゼン米を召し上がっていただけるのが今から楽しみです。

東急ハーヴェストクラブ那須は、これからも地域と連携しながら食の循環と地産地消の推進に取り組んでまいります。

本取り組みが貢献するSDGs

東急リゾーツ&ステイの「もりぐらし」は、森の恵みを生かした多彩なライフスタイルを提案し、お客さまや地域の方々と一体となって、持続可能な環境づくりをめざす取り組みです。お客さま、地域、自然、そして社会に寄り添いながら、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献します。

Information

東急ハーヴェストクラブ那須

お問い合わせ
0287-76-1900
ホームページ
https://www.harvestclub.com/Un/Hotel/Nu/
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