福井県立恐竜博物館内 ミュージアムショップ&レストラン
福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)は、恐竜をテーマにした日本最大級の博物館。4,500㎡もの広大な展示室には、およそ50体の恐竜骨格をはじめ、標本や大型復元ジオラマなどがあり、恐竜の歴史や進化、生態に関する知識を深めることができます。入館者はなんと年間約100万人!スキージャム勝山は、この博物館でミュージアムショップとレストランを運営しています。
恐竜ファンを魅了する福井県立恐竜博物館は、2023年7月に増床して大幅にスケールアップ。それに合わせて、ミュージアムショップとレストランもリニューアルオープンしました。
レストランはメニューを刷新。恐竜をコンセプトにした料理や、福井県ならではの食材を使った料理など、バラエティー豊かに取りそろえました。恐⻯や福井県の魅⼒をより感じていただけるメニューとなっています。
食器類や消耗品には環境へ配慮した素材が使われており、それを生かした新メニューも提供しています。『恐竜の歴史をたどるケーキ』は、三畳紀から恐⻯滅亡までの歴史をたどりながら自分で作る体験型スイーツで、恐竜の歴史を楽しく伝えるトレイシートには「FSC認証紙」を使用しています。
FSC認証紙とは、Forest Stewardship Council(森林管理協議会)のルールに則して、きちんと管理された森林の木材から作られた紙です。FSC認証紙を使うことで森林資源の需要を高めたり、適切に管理された森林の拡大につなげることができます。
レストランでは、トレイシートのほかに紙おしぼりやカトラリー類の包装紙にもFSC認証紙を採用しています。
食器には1,000回落としても割れない新素材の樹脂を使用。同じ北陸の石川県で生産され、軽さと耐久性に優れた食器は、小さなお子さまのいるご家族にも安心してお食事を楽しんでいただけるだけでなく、デザインとサステナビリティも両立しています。
ほかにも、割り箸は福井県産の間伐材(スギ)が活用され、子供用のスプーンやフォークにはCPLA素材(トウモロコシなど植物のでんぷんからできるバイオプラスチック)が使われています。
ミュージアムショップでも環境へ配慮した取り組みが行われています。
ミュージアムショップのレジ袋には、卵の殻を使用したショッピングバッグを採用。原材料には植物性プラスチックが約25%のほか、⾷品⼯場から排出される卵の殻が配合されています。卵の殻をショッピングバッグの素材に使用することで、食品廃棄物の有効利用と環境への負荷軽減につなげています。
3種類あるショッピングバッグに描かれているのは、福井県で発見された恐竜「フクイベナートル」「フクイラプトル」「フクイサウルス」の皮膚模様です。袋の表面は粉砕した卵の殻によってざらざらしており、恐竜の皮膚の質感と、恐竜が躍動していた頃のイメージを掻き立てるデザインとなっています。
福井恐竜の皮膚模様を取り入れることで、「袋を捨てずに何度も再利用し、活用していただきたい」という思いを込めました。
「かつて恐竜のいたこの大地で店舗を運営するからこそ、長い時間をともに過ごしてきてくれた地球への感謝を実感することができる。私たちにできることからひとつずつ地球環境の保全に取り組んでいきたい」。これは全スタッフの思いです。
かつて恐竜が過ごしていた地球と、いま私たちが過ごしている地球。どちらも同じ地球なのだと感じられる福井県立恐竜博物館で、これからも地球と私たちの未来につながる取り組みを続けてまいります。
東急リゾーツ&ステイの「もりぐらし」は、森の恵みを生かした多彩なライフスタイルを提案し、お客さまや地域の方々と一体となって、持続可能な環境づくりをめざす取り組みです。お客さま、地域、自然、そして社会に寄り添いながら、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献します。