近畿日本ツーリストの沼津支店アテンドの元、ウェルネス&サステナブルという観点で2日間に渡る『五感を研ぎ澄まし 自分を見つける旅』のモニターツアーが行われました。
この企画は、地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業の一環として実施されたものです。
舞台は静岡県伊豆半島の中央部に広がる標高700~1000mの天城高原。旅のメインとなる宿泊施設のホテルハーヴェスト天城高原は、伊豆半島でもっとも高い場所にある高原リゾートです。ここは、豊かな時間と体験を通じて、眠っていた五感を呼び覚ます場所。高原に広がる豊かな自然に触れながら、晴れの日も、雨の日も、霧の日も、そして星の夜も、それぞれの過ごし方を楽しめます。自然と向き合い、自分と向き合う。あるがままの体験を通して人間らしさを取り戻すことができます。
ツアーは2022年12月14日(水)~15日(木)の1泊2日で実施され、伊豆箱根鉄道の修善寺駅からスタートです。
まずは日本の滝百選にも選ばれている浄蓮の滝を散策。渓谷沿いを歩いていくと、天城名物のわさび田が続いており、わさび栽培の風景を間近で見ることができました。
昼食は「味処 伊豆の佐太郎」で伊豆の鹿やイノシシを使ったジビエ料理をいただきます。
午後は「ギャラリーみつはし」でのわさび染め体験。
伊豆の特産物であるわさびの葉を使い、自然で優しい緑色に染め上げます。本来捨てられてしまうわさびの葉を草木染めとして使用することで、サステナブルな活用がされ、さらに肌に優しい作品を作ることができるそうです。
そして、次は駿河湾に繋がる狩野川沿いに農園型ブルワリーとして営まれている「ベアード・ブルワリーガーデン修善寺」へ。
ここでは、最高品質のビールを継続的に造るということだけでなく、周辺の自然環境を枯渇させずに環境に優しい持続可能な方法で製造することを可能にした醸造設備工場を見学し、実際にベアードビールを試飲させていただきました。ビールを味わったツアー参加者は、バランスのとれた味わいの中にも、風味の豊かさにビックリ!
日も沈み始めた頃、宿泊先である「ホテルハーヴェスト天城高原」に到着。夕映えする富士山を望み、ここでしか見られないサンセット鑑賞を楽しみました。
夕食では、天城の食と地元のお酒を堪能。
夕食後もホテル敷地内のスターフィールドを舞台に、研ぎ澄まされた空気の中で『本物の星空』を見て、“センス・オブ・ワンダー”を感じていただけたのではないでしょうか。
※センス・オブ・ワンダー:人が自然に触れた時に得られる不思議な感覚や感動
ツアー2日目。出発時間まで、ホテル敷地内の「もりさんぽ」で森の散策を楽しみます。
針葉樹に囲まれた深い森の中で感じる美しい木漏れ日や、木に飾られたアート作品たちに出会うことができました。
さあ!ホテルを出発して、「中伊豆ワイナリーシャトーT.S」へ移動です。ここでは、ソムリエによる館内ツアーやレストランナパバレーにてワインのテイスティングを楽しみながらのランチ、ショッピングの時間も。ウエディングもできるという小高い丘に広がる一面のぶどう畑は圧巻です。
最後には、今回のモニターツアーのコンテンツをより磨き上げるために、参加者の方々と共に意見交換会をし、無事終了となりました。
参加者のみなさまは、さまざまな自然や景色、商品に触れたことで、五感がどのように研ぎ澄まされ、どんな自分を見つけることができたでしょうか。
東急リゾーツ&ステイの「もりぐらし」は、森の恵みを生かした多彩なライフスタイルを提案し、お客さまや地域の方々と一体となって、持続可能な環境づくりをめざす取り組みです。お客さま、地域、自然、そして社会に寄り添いながら、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献します。