東急リゾートタウン蓼科
2022年11月6日(日)、長野県茅野市(ちのし)にある東急リゾートタウン蓼科にて、今年度3回目のクリーンアップ&ウォーキング「もりこみち」を開催しました。
「もりこみち」とは、蓼科の森の中でウォーキングを楽しみながらクリーンアップ活動をするゲスト参加型のイベントです。東急リゾーツ&ステイが推進している「もりぐらし」の取り組みのひとつとして2021年から始まりました。
東急リゾートタウン蓼科には5つの「小径(こみち)」があります。小径とはタウン内に整備された散策路です。川沿いを歩いたり、さわやかな林の中を歩いたり、池のまわりをぐるりと一周したり。自然を間近に感じながら散策できる小径は、雪解け・芽吹き・青葉・紅葉・落葉など、四季の変化をさまざまな表情で見せてくれます。
この小径をいつまでも大切にしたい。東急リゾートタウン蓼科では、美しく快適な環境を保つため、クリーンアップ活動をしながらウォーキングも楽しめる「もりこみち」を定期的に開催しています。
これまで開催した「もりこみち」では、ごみ拾いをしたり、蓼科の生態系をこわす恐れのある外来種の除草をしたり、枝木や落ち葉の除去などを行いました。重機や草刈り機などを使った作業はありません。楽しみながらウォーキングをしてクリーンアップ活動をするのが「もりこみち」。参加するみなさんは、きのこを採ったり珍しい植物を見つけたりしながら、思い思いに楽しんでくださっています。
今回の「もりこみち」では、ひまわり畑の枯れ枝抜きと、食欲の秋にちなんで焼き芋をしました。当日はお天気に恵まれたうえに紅葉真っ盛り。秋晴れの空と紅葉がとてもきれいな中での開催となりました。
集合場所は、蓼科東急タウンセンターの前。あざやかな紅葉を楽しみながら「からまつ池」のそばにあるヘリポート跡地へ向けて移動しました。高台のこの場所は、ひまわり畑になっています。まずは来シーズンに向けて、ひまわりの枯れ枝抜きをしました。
種をまいたのが遅かったので、夏の日差しが弱まった頃に咲いた今年のひまわり。夏の終わり頃に発生した台風では、風にあおられて倒れそうになりながらも無事に復活してくれました。来年もたくさん太陽を浴びながら咲くひまわりの姿を思い浮かべると作業もはかどります。
つぎは、グラマラスダイニングへ移動し、落ち葉を集めて焼き芋づくりです。
見上げれば青く澄きった秋晴れの空、見渡せば赤や黄色のあざやかな紅葉、うっとりと視線をおろせばカラリと舞う落ち葉。森の中で視界に入るものすべてに美しい秋を感じながら、焼き芋づくりに使う落ち葉をたくさん集めました。
落ち葉を集めることで小径を美しく快適に保ち、焼き芋づくりに使うことで落ち葉は燃料に早変わり。「もりこみち」で焼き芋づくりをするのは初めての試みでしたが、とてもおいしくできあがって大成功!しっとりホクホクな焼き芋の味わいとともに、森の豊かさも感じることができる「もりこみち」となりました。
今年度の「もりこみち」はこれで終了です。東急リゾートタウン蓼科は、来年度も「もりこみち」をはじめ、みなさんが楽しんで参加できるイベントを行いながら、森を想い、未来につなぐ取り組みをしてまいります。