ニセコ東急 グラン・ヒラフでは、真夏のスキー場で雪遊びができる特別なイベント「SUMMER SNOW FUN」を開催しました。2024年8月2日(金)から3日間にわたって行われたこのイベントには、毎日10人前後のお子さまと、そのご家族にご来場いただいて連日賑わいました。普段は冬にしか見られない雪景色を、真夏の太陽の下でたくさんの方に楽しんでいただきました。
ニセコ東急 グラン・ヒラフがある倶知安町は、北海道の中でも雪の多いことで知られています。平均積雪量は約2m、平均降雪量は約13mもあり、札幌市のおよそ2.5倍です。道内でも屈指の豪雪地帯にある倶知安町では、冬の間に雪を倉庫に貯蔵し、食材の保存や夏の冷房などに資源として利用しています。
ニセコ東急 グラン・ヒラフは「SUMMER SNOW FUN」において、この倶知安町内で貯蔵された雪を使用しました。地域資源を有効活用すると同時に、冬以外でもニセコの美しい自然をより多くの方々に感じていただくことで、夏の観光促進にもつながると考えています。
イベントは毎日、朝9時から午後4時までニセコ東急 グラン・ヒラフのゴンドラ山頂駅付近で開催されました。当日ゴンドラに乗り、ニセコの美しい景色を眺めながら山頂に到着すると、そこに現れたのは大きな雪山。真夏とは思えない爽やかな空間が広がっていて、参加者から思わず「わあ!」と驚きの声が上がります。雪山へ近づくごとにひんやりとしてくる空気。みなさん雪の冷却パワーを肌で感じていました。
雪山にはスタッフが作り上げた雪の滑り台も登場し、ソリの貸し出しが行われました。手作りの雪の滑り台はお子さんたちに大人気。何度も滑っては歓声を上げ、興奮と喜びの声がニセコの空に舞い上がります。
思いきり雪遊びをするために、手袋や長靴、スコップを持参した参加者もいらっしゃいました。雪を掘ったり積んだり、雪だるまを作ったり。それぞれの楽しみ方で雪遊びを満喫していました。雪山は毎朝新たに運ばれた雪で作られており、参加したみなさんは清潔な雪で遊びながら、普段はできない雪とのふれあいを楽しんでいました。
あちらこちらで無邪気な笑い声がはじける真夏の雪景色。暑さを忘れ、ご家族みなさんで涼しいひとときを過ごしながら、満足されている様子が印象的でした。
雪を資源として活用し、自然の美しさと季節を超えた楽しさを提供することができた「SUMMER SNOW FUN」。ニセコ東急 グラン・ヒラフは、これからも地域と共生し、未来につながるさまざまな取り組みを展開していく予定です。今後も自然と調和しながら、持続可能な観光の実現を目指してまいります。
東急リゾーツ&ステイの「もりぐらし」は、森の恵みを生かした多彩なライフスタイルを提案し、お客さまや地域の方々と一体となって、持続可能な環境づくりをめざす取り組みです。お客さま、地域、自然、そして社会に寄り添いながら、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献します。