もりぐらしアクション

【東急ハーヴェストクラブ蓼科】耕作放棄地をワイン香るブドウ畑へ!ブドウ苗木の植樹体験会

東急ハーヴェストクラブ蓼科

2024年4月7日(日)、長野県茅野市にあるワイナリー「オレイユ・ド・シャ」の畑で、ワイン用ブドウ苗木の植樹体験会を行いました。耕作放棄地をブドウ畑に生まれ変わらせる取り組みで、イベントには東急ハーヴェストクラブの会員様7名をはじめ、オレイユ・ド・シャの小出徹さん、東急ハーヴェストクラブ蓼科のソムリエなどが参加。春のさわやかな空の下、およそ3年後の豊かな収穫を思い描きながら約720本のブドウ苗木が植えられました。

参加したみなさん

年々増加している耕作放棄地は全国的な課題となっており、茅野市も例外ではありません。そこで東急ハーヴェストクラブ蓼科は、同じ茅野市で2023年にワイナリーを開設したオレイユ・ド・シャと共に、耕作放棄地を香り高いワインのブドウ畑に生まれ変わらせるイベントを企画しました。

苗木を植えるのは小出さんが今年から新たに栽培を始める畑。以前はやせた蕎麦畑で、人の手が加えられなくなってしばらく経つ場所です。耕作放棄地を活用することで、環境問題や地域社会の課題に取り組むことが可能となります。ブドウ苗木の植樹は単なる体験を超え、地域の魅力を再発見し、持続可能な地域づくりにつながっていくと考えています。

イベント当日は朝9時にブドウ畑へ集合。作業前に小出さんから説明を受けました。前日の夕食会で小出さんによる苗植え講座が開かれ、プロジェクターを使って苗木の植え方を分かりやすく説明していただいていたので、ここでは全員で植樹の手順を再確認。まわりを南アルプス、八ヶ岳、霧ヶ峰に囲まれた絶好のロケーションで苗植え開始です!

畑の様子

畑にはあらかじめ目印として穴が掘られているので、その穴を広げるように土をかき出し、ブドウの苗木を入れて土をかぶせていきます。「本当にこの向きで合っているかな」「けっこう深く掘らなければいけないね」など、参加したみなさんは楽しそうに作業をしていました。

植樹の様子

とても手際が良い参加者のみなさん。おかげで作業は順調に進み、午前中に植樹が終了。約36アールの畑に、白ワイン用のシャルドネやボージョレ・ヌーボーに使われるガメイなど、4品種約720本のブドウ苗木が植えられました。

参加者からは「自分が植えたブドウが元気に育ち、収穫後においしくいただく日が今から楽しみ」との声が聞かれ、「観光のついでにブドウ畑の様子も見に来よう」という方もいらっしゃいました。

ブドウの苗木が茅野の大地に根付き、新たな一歩を踏み出したワインの物語。今後はブドウの芽吹きや花の開花状況など、苗木が成長していく様子をお伝えしていく予定です。ブドウの木と一緒に地域にも愛着を深めていただけたら嬉しく思います。

東急ハーヴェストクラブ蓼科は、これからも未来につながる取り組みを展開しながら、地域の持続可能な発展に貢献してまいります。

本取り組みが貢献するSDGs

東急リゾーツ&ステイの「もりぐらし」は、森の恵みを生かした多彩なライフスタイルを提案し、お客さまや地域の方々と一体となって、持続可能な環境づくりをめざす取り組みです。お客さま、地域、自然、そして社会に寄り添いながら、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献します。

Information

東急ハーヴェストクラブ蓼科

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