2024年2月18日(日)、群馬県板倉町にある板倉ゴルフ場にて、ジュニアレッスン会&巣箱作りが実施されました。この日は、最高気温17.6℃という2月とは思えないほどの暖かさで、ゴルフ日和となりました。
まず始めに、7~11歳の18名の子どもたちが保護者の方と一緒になって巣箱作りに挑戦。
なぜゴルフ場で巣箱作りなのか?生物多様性とゴルフ場についてお話を聞きます。
板倉ゴルフ場の近くには、栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県の4県に跨り、1周30㎞にも及ぶ渡良瀬遊水地があります。ラムサール条約湿地にも登録されている渡良瀬遊水地は、水鳥たちが生きていく場所として大変重要な湿地で、約264種もの生物がいる中で、その内の58種が絶滅危惧種とも言われています。
実際に、板倉ゴルフ場の近くには、コウノトリやオオタカ、コゲラ、カワセミなど、いろんな野鳥や植物が暮らしています。ゴルフ場も整備を行わずに乾いた状態になると、これらの生き物たちが住みにくくなってしまうのです。
子どもたちには、私たち人間の暮らしの豊かさだけでなく、そういった全ての生き物たちの命と環境を守り、支え合っていくために、生物多様性について知っていただき、巣箱作りを通して、今日から何ができるのかを考えてもらいました。
巣箱には、子どもたちに思い思いの絵を描いてもらいました。完成した巣箱は、スタッフが責任を持ってコース内に設置します。コースラウンド中にぜひ見つけてみてくださいね。
そして、巣箱作りの後は、ジュニアレッスン会が行われました。
7~14歳の27名が参加し、初級~上級者の3班に分かれて実際のコース上で練習します。上級者の皆さんは素晴らしいショットの連続で、大人顔負けのボールを打っていました。
最後に、エキシビションとして、2019年全日本ドラコン優勝者の後藤正幸プロとのドラコン勝負が開催されました。上級者の中から選抜された5名がドライバーで後藤プロと対戦。
後藤プロのお手本!!
さすがの圧巻のショットで、残念ながら後藤プロに勝つことはできませんでしたが、中学生ともなると、すごい球を打っていました。ドラコンに参加してくれたジュニアと記念撮影、未来を担うゴルファーの将来が楽しみです。
後日、参加した子供たちが作ってくれた巣箱はコース内の樹木に取付ました。今度ラウンドする時に自分が作った巣箱を見つけてみてくださいね。
参加した皆さまからは、楽しかったというお声をいただき、盛況のうちに終了いたしました。これからも、ゴルフを通した次世代の育成と、持続可能な環境づくりを目指していきます。
東急リゾーツ&ステイの「もりぐらし」は、森の恵みを生かした多彩なライフスタイルを提案し、お客さまや地域の方々と一体となって、持続可能な環境づくりをめざす取り組みです。お客さま、地域、自然、そして社会に寄り添いながら、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献します。