東急ハーヴェストクラブ那須
2023年3月24日(金)、栃木県大田原市にある「ブラーゼン米」を生産する田んぼに、東急ハーヴェストクラブ那須で生成した堆肥が散布されました。
当日は、地域密着型の自転車プロロードレースチーム「那須ブラーゼン」の新開隆人選手と篠原輝利選手をはじめ、JAなすの、株式会社JAなすのアグリサポートのみなさん、東急ハーヴェストクラブ那須のスタッフなど、計16名が参加しました。
「ブラーゼン米」とは、自転車プロロードレースチーム「那須ブラーゼン」を運営するNASPO株式会社・JAなすの・株式会社JAなすのアグリサポート(以下:アグリサポート)の3社が連携して生産しているブランド米です。
東急ハーヴェストクラブ那須では、2023年2月4日(土)より、業務用バイオ式生ごみ処理機「バイオクリーン」(以下:コンポスト)を稼働しており、ホテルから出る生ごみや調理場から出る食品の残りなどを良質な堆肥へ変える取り組みをしております。この機器に投入された生ごみは85%が減量され、残り15%が堆肥へ生成されます。減量化による運搬量の軽減や焼却量の減により、CO2削減効果も見込めます。
生成した堆肥は地元のブランド米である「ブラーゼン米」圃場へ提供。さらに、東急ハーヴェストクラブ那須のレストランで「ブラーゼン米」を提供したり、施設内の売店で販売することによって、食の循環と地産地消、さらに地域共創を目指しています。
コンポスト導入から約1カ月半後の3月20日(月)までに、約60キロの堆肥が生成されました。本取り組み初となる今回は、このすべての堆肥を「ブラーゼン米」の田んぼに散布します。
堆肥散布の作業前には、JAなすの総合企画部企画管理課:殿生様による司会で参加者全員の朝礼を行って、安全面や注意事項などを確認。その後、アグリサポート社長:田代様、東急ハーヴェストクラブ那須総支配人:齋藤がご挨拶しました。
朝礼が終わると、いよいよ作業開始です。JAなすの営農部営農課の後藤様より指導を受けながら、新開・篠原両選手と東急ハーヴェストクラブ那須スタッフが田んぼに入り、合計約45アール(約4,500㎡)となる2つの圃場へ手作業で堆肥を散布しました。
昨年はこの圃場から36俵、約2,160kgのブラーゼン米「なすひかり」が収穫されました。今年はどのくらい収穫できるのか楽しみです。
散布した後は、堆肥を土壌へ馴染ませるために耕運作業を実施。こちらも新開選手と篠原選手がトラクターを運転するなど、積極的に作業してくださいました。今後は、種まきや田植え、最後の収穫に至るまで、那須ブラーゼンの選手も実際に作業を行っていくそうです。
秋に新米を収穫した後は、東急ハーヴェストクラブ那須にあるブッフェスタイルのレストラン「みのり」で「ブラーゼン米」を提供する予定です。また、売店での販売も予定しています。
東急ハーヴェストクラブ那須では、これからも地域と連携しながら食の循環と地産地消の推進に取り組んでまいります。
東急リゾーツ&ステイの「もりぐらし」は、森の恵みを生かした多彩なライフスタイルを提案し、お客さまや地域の方々と一体となって、持続可能な環境づくりをめざす取り組みです。お客さま、地域、自然、そして社会に寄り添いながら、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献します。